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アキタのたまごをつくる人
アキタのたまごをつくる人 No.3

ここからアキタの鶏卵生産がスタートします

久井ポートリー 農場長 大上隆之

一般的に採卵養鶏業というのは、ヒナや若メスを購入して育て、卵を産ませます。アキタでは、種鶏(卵を産む鶏の親)を輸入し、その卵をふ化させて育てます。ヒヨコで輸入した種鶏をここで(1)ヒナ導入前(2)導入時(3)育成期間の3段階で、「遺残卵黄チェック」「糞便サルモネラ検査」などをします。つまり、アキタのトレーサビリテイ・システムがこの検査場からスタートしますので、なかなか重みのある仕事なのです。

原種鶏・種鶏までトレースバックできるアキタの卵

原種鶏・種鶏までトレースバックできるアキタの卵

【アキタの検疫場】
日本における「採卵養鶏業」は、海外から「種鶏ヒナ」を輸入するところから始まります。種鶏とは、卵を産む鶏の親鳥のことです。日本の93%の採卵鶏は海外から導入されています。ヒナの状態で輸入された種鶏を育て卵を産ませます。この卵をふ化させ、育てた鶏が産む卵が市場で販売されています。多くの養鶏業者は、ふ卵業者がふ化させたヒナを購入し育て採卵しますが、アキタグループは自社グループで種鶏ヒナを輸入し、フ化させたヒナを育てて採卵しています。そのため、アキタグループでは海外からの種鶏ヒナの導入のための検疫場を持っています。

海外からの病原体の侵入を阻止する水際でのチェック

海外からの病原体の侵入を阻止する水際でのチェック

【アキタの中での検疫場の役割】
検疫場とは、海外から生きた鶏を輸入するとき、生きた鶏が病原体に感染していないかどうかを調べるため、約2週間隔離された施設で飼育し、問題がなかった時に一般の養鶏場に移すことができるようになっている法律上(管轄は農林水産省)の仕組みです。種鶏業者で検疫場を有する農場はありますが、卵を採るための採卵養鶏農場で検疫場を有する農場は、日本ではアキタのみです。

海外から様々な病原体が持ち込まれることを防ぐにはやはり検疫場はなくてはならない施設です。1980年代の後半、日本にサルモネラ腸炎菌(SE)が持ち込まれたのは、海外から導入された鶏が起源ではないかとされています。検疫期間中の観察だけでは、持ち込まれる病原体を阻止することは困難で、現実的には種鶏ヒナの親鳥(原種鶏と呼ばれます)の状態からチェックをしなければいけません。アキタではこのチェックのため、英国の原種鶏場に行き現地の農場で採血を行い、この血液を用いてサルモネラや他の病気の血液診断(抗体検査)を実施したことがあります。この結果、問題がある可能性がある、と言う報告に基づいて再度詳細な情報提供を求め、安心を確認後、日本に輸入(導入)を行いました。検疫場がなぜアキタの中で必要であるか―水際でのチェックがきわめて重要だという考え方に基づいています。

検疫に必要な施設とノウハウ

【検疫施設と管理】
検疫場は万が一病原体を持った鶏が輸入された時には、検疫場の外には病原体を出さない、あるいは消毒した後に病原体を残さないことが大事です。そこで、施設はキチンと消毒ができることが求められ、また外部に漏れないような構造が求められます。

検疫場の運営管理も重要で、外部に持ち出さない衛生管理マニュアルが出来ているかどうかも、検疫場が認可されることの条件になります。

このように、施設や管理が十分に行き届いていることや整っていることが要求され、言い換えれば検疫場を有するためのノウハウがなければ持つ事ができません。

安心をお届けする「アキタのトレーサビリティー・システム」

安心をお届けする「アキタのトレーサビリテイ・システム」

【消費者の方々から見た検疫場】
消費者の方々においては、「検疫場を持つこと」がどのような意味を持つのか時々聞かれることがあります。先ほど述べましたように、受け入れる種鶏ヒナの親の衛生状況を把握なしにはヒナの導入はあり得ません。この点が最も重要です。どのような衛生状態の種鶏ヒナが輸入されたかの情報を、アキタでは消費者の方々に提供することが可能なのです。

安全な食品の生産には「トレーサビリティー・システム」が重要だとよく言われます。多くの鶏卵生産者では、卵を産んでいる鶏までさかのぼれますが、さらに育成段階の鶏、その前の段階の種卵をふ化させヒナを生産するふ卵業務、ヒナの親鶏である種鶏までの衛生状況をトレースバックすることは、かなりむずかしいと言えます。何故なら、これらの種鶏・ふ卵・育成という各段階が一貫して行われず、複数の業者の手で行われていることが多いからです。アキタでは、種鶏・ふ卵・育成などの生産段階のすべてを自社で行っていますから、種鶏ヒナの前の段階まで衛生状態を調べ記録されています。ここまでトレースバックできる鶏卵は世界でもきわめて珍しく、日本ではアキタだけではないでしょうか。目に見えないサルモネラ・エンテリティディス(SE)のような微生物の汚染については、種鶏・原種鶏までトレースバック出来ることが重要だと、アキタでは考えています。

消費者から安心してもらえる卵を実現するために、生産工程のトレースバックをアキタでは輸入される種鶏ヒナの段階で行う、そのために検疫場を自社グループ内にもっているのです。

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